写真が再度楽しくなってきたので、モチベーションの向上を分析してみる

こんにちは。7月は外出しすぎた万城目です。
ここ5,6月くらいは写真を撮影するようなテンションが上がらず、あまりカメラを持ち出す機会が多くはなかったです。
最近は写真について向き合う時間も少しずつ出来てきて、これから撮っていきたいものがイメージ出来るようになって来ているような気がしています。
モチベーションの向上がなぜ出来たのかを分析してみたいと思います。
今回のコラムはハウツーとかではないので、当てはまる人もいればそうでない人もいると思います。
そもそも写真がそんなに好きではない

私はそもそも写真がめちゃくちゃ好き!ってタイプではないんですよね。身近なフォトグラファーや写真家の人たちは写真を仕事にしていたり、息をするように写真を毎日撮っています。
よくもまあみんな毎日写真が撮れるなあと感心しています。私にとって写真は自分の興味を表現する手段に過ぎないし、それは写真でなくても良いんです。今ではチームで動画を撮影していたり、DopeZineという組織で活動していたり、他にもいくつもの活動をしています。
写真というのはその中の一つであり、写真第一で生きているわけではないということになります。そうなると、写真のモチベーションが上がらない=物事の優先度が低くなっていることも往々にしてあります。
写真が本当に好きで、自分の撮りたい写真だけを撮って仕事にするのは自分には合ってないと思っています。前提こんな偏屈なので、写真を撮り続けてなくても精神的には影響はないんです。仕事には多少影響はしていますが、、、
序文でも書きましたが、最近は写真のモチベーションが上がってきたのでその方法を書きます。使える人は使ってみるのも良いですね。
写真ではなく、事象に注目してみる

写真を撮ろうという意識ではなく、事象として切り取ることを意識することです。なにかしらで自分の感情の機微が動いた瞬間があれば、カメラを持って写真を撮っていくということです。
別にフォトスポットやイベントで写真を撮らなくてもいいし、かっこいいストリートスナップを撮りつづける必要はなく、部屋や散歩、ご飯や家事をしているとき、服を着替えているときに写真を撮るといいと考えています。
自分の感情が動いたときに、なんで今こう感じたんだろうって考えて写真を撮る。もし他人がその写真だけ見ても、地味な写真だと思うと思います。それでも写真を撮りつづけることに意味があると考えています。
写真写真したものではなく、どうでもいいものを自分の感情と事象に注目をしてみると簡単にシャッターを押せますね。
ここで重要なのは、写真のセレクトでSNSで載せる写真と自分のうちで納得している写真は分けておくということです。SNSで載せるために写真を撮っている人も少なくないと思います。
私も事象に注目して切り取った地味な写真でもSNSに投稿することもあります。ここは工夫でちょっと現像を派手にしてみるとか、1割の驚き要素を入れてあげます。
これらの写真は自分でも好きな写真ですが、ちょっとSNS意識にしています。



逆にこちらはSNSは全く関係ない写真です。



ここについては感覚なので、SNSに消費されるされない以前に、その写真って自分にとってなんなの?ってことを考えてみるとモチベーションが上がるのかと思います。
記憶じゃなくて、記録として写真を撮る

写真を撮る意識ではなく、感情の機微と事象を切り取ろうというお話をしましたが、もう一つ実践していることがあります。
それは、記憶じゃなくて、記録として写真を撮る意識を持つということです。これについてはまだまだ実験段階ですが、シャッターを押す回数だけは多くなっています。
これについては、落合陽一さんの著書「半歩先を読む思考法」に書いており、記録としての写真についても語っていて、個人的にはそういうあり方もいいなと思って、記録としての写真を撮りはじめました。
必ずしも作品にならない自分の行動を記録していくのはかなり面白いなと。スマホでも記録写真を撮ることはほとんどなく、写真はなんかしらの目的のために撮っていたので予想外で面白い。
確かに自分の好きな写真で埋まるカメラロールも気持ちの良いものではあるものの、自分がたしかに生きている記録を残していくのも面白いなあと。
デジタルデータにはEXIFがつくし、いつでどこでどんな設定で撮られたのかが残っているので、記録としては申し分ない。情報と写っているもののという記録とそこから思い出す記憶が写真というもののあり方の一つだと確かに感じます。
カメラを始めたてのころはそういう写真を撮っていたけれど、撮り慣れてしまうとそういう意識で撮るのってなくなってきていると思うので、一度記憶としてではなく、記録としての写真を撮ってみるのはいかがでしょうか。



最後に

最近は写真を撮るのが億劫ではなくなってきました。逆に今は記録を残していきたいと考えています。人生生き急いでいる感覚があるし、記憶もあんまり残っていないので、出来るだけ自分がいた形跡を残していければいいのかなと漠然と考えています。
SNS写真や仕事写真の主戦場がある方でも切り分けていくと新しい表現が出来るのではないかと思います。
そんな感じで写真を撮っていきましょう!ではまた。
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