仕事やSNSでも使える、信頼やファンを獲得する相手の思考先取り方法

こんにちは。万城目です。

9月は2021年の雑務の集大成という感じで毎日が酷い有様です。既存のしわ寄せの整理と新しいことの仕組みづくりを行っているとかなりしんどいです。ここにお金は発生しない、でもここでやらないと年末や来年にしわ寄せが来るのでせっせと終わらせていきます。

仕事でもSNSでも抽象化すると「対人関係」ですよね。投稿した写真がウケない。仕事で継続につながらないなど、人それぞれ悩みがあると思います。

そんな悩みを解決する一つの土台として「相手の思考の先取り方法」を共有していきます。

この方法はわたしが実際に日々使っているもので、仕事やSNSはもちろん、友人・恋愛関係でも使えるらしいです。僕は友達が少ないし、彼女はいませんので知りませんが喧嘩とかは減ると思います。はがない。

思考先取りとは?

相手の思考を先取りする目的は、人の信頼を獲得することになります。簡単に言うと、相手にとって自分が都合がよい人間になることです。

相手の思考を先取りする方法は、とても簡単です。相手が望むことを事前に考えることです。望むことというと抽象的ですが、一段具体化をして考えると簡単です。

仕事で使う思考先取り

仕事で使う思考先取りです。仕事で使うので一番簡単なものは、大きく2つに分けられます。「手間が減る」「気にしたものが出てくる」です。

まず「手間が減る」ですが、仕事というのはメインの作業よりも雑務が半分以上占めていることが多いです。なので相手としては雑務を減らしたいわけです。特にクライアントと仕事をしているならば顕著です。

クライアントはあなたに仕事を振っているわけなので、自分の手間は減らしたいわけです。そのために自分の時間を作るために仕事を振っているので。そうであるならば、クライアントの雑務はこちらで巻き取る選択肢を取るべきです。

「この手間があると思うので、こちらで巻き取っちゃいますね」というだけで、ちゃんと分かっているな=信頼獲得になります。クライアントには極力雑務をさせないということを意識しましょう。この雑務がクライアントに発生しそうだなというのを先取りします。

次に「気にしたものが出てくる」です。打ち合わせをしているとクライアントとしては疑問が出てきます。自分でアジェンダを作ったり、資料作成するときにここはクライアントが疑問に持ちそうだなという部分は、あえて資料に書かずに答えを用意しておきます。相手が質問してきたときに用意してあればその答えを提示してあげればよいです。これが「気にしたものが出てくる」です。疑問に思った答えが練られた状態で出てくる。これは気持ちいい。

クライアントの疑問の先取りはかなり有効的だと思っていて、ちゃんと考えているなという評価になります。ここでおどおどしたりはぐらかすとかなり信頼って落ちます。プラス評価を受けたいのであれば、打ち合わせで来るだろう疑問を先取りして、答えを用意しておきましょう。

この2つだけではなくて、クライアントの行動や思考は常に意識してコミュニケーションを取ることで仕事の進み具合も円滑になります。ほとんどの人はこの先取りが出来ていないので、物事が後手後手になってしまい進捗が落ちます。その結果契約打ち切りみたいなことがありますね。

蛇足ですが、連絡の頻度も即レスがよいのか、リードタイムをもたせたほうがよいのかは人に寄るのでここも早めに思考パターンを把握しておくと良いですね。

SNSで使う思考先取り

SNSで使う思考先取りとは、不特定多数の人の共感パターンを先取りする方法になります。

TwitterやInstagram、最近はTiktokなど様々なSNSがあります。各プラットフォームではそれぞれターゲット属性やアプローチが異なります。当たり前ですよね。Twitterはセンテンスと画像、Instagramでは画像やデザイン、TikTokではショートムービーと違ったコンテンツであるので。

SNSで使う思考先取りを使うと、Twitterの場合、人が共感しそうなキャプションや行動を刺激するようなキャプションを予測してつけます。今はどうかはしりませんが、「ジブリのようだった」や「タップしてください」はバズる典型例として知られています。バズりたいのであれば、より多くの人が分かるものを考える必要があるのです。

逆にバズらないくても良いけど、ファン教育をしたいと思う場合、自分がファンになって欲しい人や自分のファンの属性に向けた文章をツイートすることです。

私の場合は、写真よりもパーソナリティにファンをつけたいので、いかのような 形で文章でのツイートを定期的にしています。

自分の目的はなんなのか。自分がバズりたいのか、ファンがほしいのかを考えて思考の先取りを行っていく必要があります。

最後に

仕事の場合は多くても5人くらいの相手をすればよいのですが、SNSの場合、不特定多数の人間に対しての思考先取りになります。ちょっと抽象化すると、クライアントワークの場合は最小公倍数、SNS運用の場合は最大公約数みたいな考え方をすることです。

思考の先取りについてざっくりと解説しましたが、簡単にいえば相手のことを考え、相手のメリットになることを先んじて行うということです。これはどんな人間関係をなにもしないよりも円滑にしてくれます。気が利く人・仕事の早い人はここが徹底されているわけですね。

意外とこの技術を得てからは、人生が楽に進むようになった気もしますので、身に付けられるように訓練しておくのはおすすめです。訓練方法については、聞きたい声があれば、また後日書きます。。

ではまた。

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